店主日誌
2026/09/20 14:45
お店のうつわをならびかえる。
大きく入れかえるのは、作家さんから作品が届いたタイミング。
ささやかには、お客さんの手にうつわが渡り、空間が空いたとき。
什器は古道具屋さんで選んだ古家具たち。
店内の全面に窓があるわけではないから、
同じ棚でも光がよく当たるところと陰になるところがある。
実店舗をはじめてすぐの頃は
たぶん今よりもまごまごとうつわがならんでいたと思う。
それでもまごまごやっているうちに
それぞれのうつわに、それぞれのよき場所があることがわかってきた。
光の多い場所でいきいきと見えるもの、
暗がりの佇まいにこそ色気があるもの。
のせる棚の色によって沈むもの、引き立つもの。
ここがいいかな、ここは違うかなと
置いて見て変えてを、よしと思うまで繰り返す。
(一体全体何の基準があって「よし」なんでしょうね…?と自問自答しつつ)
上下左右のおとなりさんとの関係も意外と大切だったりして、
何だか人間みたいで不思議。
ぜんぶがぜんぶは難しいのだけど、
なるべく一つひとつのうつわを似合う場所に置いてあげたい。
全国のうつわ屋さんは漏れなくそう考えていると思う。
褻monoについては私如きの経験値による、
私の中のしっくりではあるのですが、
同じところに「あ」と目を留めてくださる方がいたらいいな。
という心持ちで、きょうもあーでもこーでもうつわをならべております。
お店の真ん中で腕を組み、難しい顔をしながら。
