店主日誌

2026/05/15 09:37

生活の下手さについて。

この齢になっても、いまだに自分の胃袋がつかめない。

味の好みではなく、容量のはなし。

 

我が家では「本日の夕飯はスーパーのお弁当コーナーから選ぶとさせて頂きます!」

という日がたまにある。嘘、本当は多々ある。私は割とスーパーが好きなのだ。

 

お弁当を選びながら「この量じゃまだ足りないのでは…?」とよぎって、

つい助六をプラスしちゃったりする。

そして食す頃には「別に一品で足りたなぁ…」と思いながら、がんばって食べる(残しはしない)。

 

この間も気づいたら、やきそば、厚切りのハムカツサンド、いなり寿司という

炭水化物被らず揃えましたセットが食卓に完成した光景を見て

「これはどう考えてもセレクトが下手すぎるな」と思いながらひーひー食べた。

 

私としては「多めに買っておこう」という備えの気持ちではなく、

「このくらいでちょうどいいかな?」と真剣(まじ)に思って選んでいる。そこが問題だ。

 

「ちょうどいい」の感覚は

食べる速度に満腹中枢が追いついたとき初めてわかるのであって、

選ぶときからちょうどいい量を狙うなんて難しすぎないですか。

 

ただでさえ日々の体調があり、

さらに人は歳を重ねて食べる量も変わっていくじゃあありませんか。

刻一刻と変化していく「適量」を私がつかみきれるわけないじゃないか…

(クッションの上で膝から崩れ落ちる)

 

自分のことは、自分がいちばんわからないと思う。つくづく。

足るを知る道のりはまだまだなが胃。