店主日誌
2026/05/01 11:52
寝ぼけた頭のまま、フローリングワイパーで室内をひと通り拭き歩く。
庭の水やりが終わったら、今度は店舗スペースを開けて掃除、
珈琲かお茶を淹れたら、手元にマグカップを置いてパソコン作業に取り掛かる。
開店時間がくれば、OPENの看板を外に掲げる。
生活の延長線上に、うつわ屋としての仕事がある環境にありがたみを感じている。
褻monoを営むうえで「こうであれたら」と考えていることの一つに、
「仕事と生活の線引きをできるだけあいまいにしたい」という気持ちがある。
それは
「オンとオフの時間を分けずに遮二無二働く」という意味でもなく、
「遊びの半分で仕事をする」という意味でもない。
個人でお店を営むことは、自分のぜんぶを総動員して運営に挑むこと。
そんな感覚が、ややある。
生活が仕事にかかわり、仕事が生活にかかわる。
生活の中で店のことを考え続けているし、生活の気づきが仕事に活きたりする。
(生活の道具を扱う店だからこそ、そう思うのかもしれないけど)
何より、お付き合いさせて頂いている陶芸作家さん達を拝見していると、
皆さん生活と仕事がとても近くにあり、
生きかたの中にものづくりが根付いている姿がとても素敵だなと思うのです。
自宅のすぐ横で店舗ができる場所を選んだのも、実はそんな気持ちがあってのこと。
こんな営みを何とか続けていく方法を、つまずきまくりながら模索している。
仕事なのか、生活なのか、あいまいな一日がきょうもはじまる。
