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店主日誌

2023/06/23 14:48

褻monoで新たにお取り扱いさせて頂く作家さんのご紹介です!


栃木県の益子町で作陶をされている
中村哲雄さんです。

洗練されたかたちの中に
土物ならではの温かみが同居する中村哲雄さんのうつわ。

どんなおかずも優しく迎え入れてくれる懐の広さがあり、
料理を丁寧に盛り付けたくなるような
魅力のあるうつわだと店主個人的には感じています。

2年程前、益子町で開催された「ましこ市」というクラフトフェアで
中村さんと中村さんのうつわに初めて出会いました。

一目で中村さんのうつわにシビれてしまった私は、
一旦冷静になろうとブースを離れたものの、
「あの人のうつわ…買って帰りたい!」と一緒に来ていた妻に話し、
もう一度中村さんのうつわのブースに戻ったのでした。

それから日々中村さんのうつわを愛用する中で、
豊かな心持ちにしてくれるような土味の温かさに触れ、
ぜひ褻monoでも取り扱いできたら…とお声がけさせて頂いたのでした。

というわけで店主も愛用しております中村さんのうつわ、
以下に今回の入荷品をご紹介します。


中村さんは釉薬を様々に使い分けてうつわ作りをされています。
それぞれに特徴のある風合いをぜひ楽しんで頂けたら幸いです。

立ち上がった縁が印象的な丸縁鉢。
こちらは藁灰釉を使用したもったりとした質感が特徴です。
5寸と7寸のサイズ違いでご用意しております。


かたちが愛らしい片口小鉢。
ちょっとした副菜を盛り付けるのにおすすめです。
藁灰釉と灰釉粉引の2種、ご制作頂きました。


灰釉粉引の飯碗。
ひびや鉄粉の力強い景色ながら、
全体に温かみを感じられる仕上がりです。

お料理が映えそうなボウル。
灰釉の味のある表情が素敵です。
6寸と7寸がございます。

マグカップはかたちが2種。
ふくらんだかたちが特徴的な灰釉のマグと
すとんとシンプルなフォルムの粉引マグ。


こちらのうつわは作者の中村さんによる目止め処理を行っておりますので、
ご購入後は特に目止めを行って頂く必要はありません。
ですが、色の変化などは陶器の性質上完全に避けられるものではなく、
永く使っていくと貫入に色が入ったりすることもあるかと思います。
うつわの経年変化も味わいの一つと捉えて、一緒に愛でて頂けたら幸いです。

毎日の食卓を豊かにしてくれる中村哲雄さんのうつわ、
ぜひお手に取って頂けたら嬉しいです。