店主日誌
2023/04/06 14:53
春の入荷品のお知らせです！
岐阜県にて作陶されている、
大森由貴奈さんのうつわが褻monoに届きました。
マットな質感の中に漂う、柔らかな印象。
手びねりの大らかさがありながら、
うつわ自体の佇まいは決してぼやけずしっかりとしているような…
大森さんのうつわを日々愛用していると、そんな感覚を覚えます。
大森さんは、
釉薬と土の種類を変えながら様々な色味でうつわをご制作されています。
落ち着いた色味で、釉薬の濃淡をより深く感じられる「淡黄」と「灰桃」。
淡く柔らかな色味で、爽やかな印象を与えてくれる「溶白」と「澄青」。
どの色味も表情豊かです。
今回の入荷品では、マグカップやボウル、リム皿など
欠品となっていた器種を中心にご制作頂きました。
またこうして大森さんのうつわを並べることができて、私としても嬉しいです。
各色ずらりのマグカップ。
お好みの色で揃えてもいいですし、色違いで揃えるのも素敵です。
同じ色でも同じ器種でも、一つひとつに異なる「ゆらぎ」が感じられます。
ぜひ個性を見比べながら、じっくり選んでみてください。
使うごとに珈琲や紅茶の色合いが染み込んで段々と変化していきます。
マグと過ごす時間の流れ、経過も一緒に愛でて頂ければ…と思います。
ボウルもいろいろ。
シンプルでいて佇まいの素敵なボウルは
サラダや朝食のシリアルにも。
店主宅ではスープや具沢山になりすぎたお味噌汁に
このうつわを使うことも多いです。
リム皿は「溶白」と「澄青」の二色。
トーストとベーコン、スクランブルエッグ、いや、ここは目玉焼きか…と、
朝食のプレートとして愛用したくなるような一枚。
もちろん副菜を盛り付けても◎。
大森さんのうつわは、
手にしっくりと馴染んでくれような滑らかな風合いも特徴です。
気づいたらつい手に取って、毎日愛用してしまう。
そんな魅力のあるうつわです。
ぜひ、日々の食卓でご愛用頂けたら幸いです。
