店主日誌
2023/01/28 08:50
こんにちは、褻mono店主です。
入荷のお知らせです。
愛知県瀬戸市で作陶されている
河合さゆみさんのうつわを入荷しました。
瀬戸の地で古くより続く窯元で働きながら、
ご自身のうつわ作りも行っている河合さん。
実は昨年、その窯元に店主夫婦でお邪魔させて頂く機会がありました。
制作についてのことを色々とお伺いしたり、
何より河合さんが普段どんな土地でうつわを制作されているか、
その空気感に触れることができたのは
今思い返してみても、とても貴重でありがたい体験でした。
民藝の精神を今に伝える窯元で制作に従事する河合さんですが、
ご自身が紡がれるうつわにも
いつも生活のすぐそばにいてくれるような
普遍的な魅力が備わっていると店主は感じています。
使い手に寄り添った造形と
ある種シンプルで温かみのある風合いのうつわ達。
今回も種類幅広くご制作頂きました。
以下、簡単にですが紹介させてください。
まずはマグカップ。
平たいかたち、幅広い持ち手など
ご愛用頂くとその使いやすさが分かって頂けるはずです。
湯呑は箱型と丸型で、種類いろいろ。
河合さんの湯呑は手に納まりがいいので、
温かいお茶を淹れたときは湯呑をてのひらで包み込んで、
つい陶器のぬくもりで暖を取ってしまいます。
シンプルで食卓を選ばない飯碗。
マグや湯呑もそうですが、
口がぽってりとしていて安心感のあるかたちも
河合さんが紡ぐうつわの魅力です。
形違いの一輪挿し。
今回は「いらぼ釉」という釉薬を使用したものをお送り頂きました。
ゆらゆらとした表情が面白いです。
砂糖、お菓子、梅干し、アクセサリー…何を入れようか、
考えるだけで愉しい蓋物。
並んでいるだけでなぜにこんなに愛らしいんでしょうね…!
今回の入荷品のほかにも、
現在ショップにて取り扱い中のものもございますので、
ぜひそちらも合わせてご覧頂けたら幸いです。
※同じ色柄のうつわについては
取り扱い中の品→新たに入荷した品の順で紹介させて頂いております。
色の濃淡や釉薬の広がり方など、
焼き上がりによって一つ一つ個性がございますので
ぜひじっくり見比べてみてください。